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レポートID 6
登録日 2025年03月13日
公開日 2025年03月16日
修正日 2025年03月16日
ユーザーID yokomizuno
氏名 水野 洋子
メールアドレス 非公開
選手年齢 小学生以下(12歳以下相当), 中学生(12~15歳相当), 高校生(15~18歳相当), 大学生(18~22歳相当), 20代, 30代, 40代, 50代, 60代以上
性別 男性, 女性, その他
選手障がい種別 視覚障害, 立位(脳原性まひ), 立位(上肢障害:肘より上), 立位(上肢障害:肘より下), 立位(下肢障害:膝上・義足あり), 立位(下肢障害:膝上・義足なし), 下肢障害(膝下:義足あり), 下肢障害(膝下:義足なし), 他動関節可動域制限, 低身長, 知的障害, 聴覚障害, 発達障害
競技レベル(区分け) 競技会出場レベル, 育成選手レベル, ハイトレーニングレベル(全国上位層), 強化指定レベル, パラリンピック出場レベル
運動の目的 スプリントドリルは、走行動作や跳躍動作などを細分化し, 理想のフォームに近づけるための基本的な動作練習である. 走行ホームの改善, 筋力・瞬発力の向上, 関節可動域・柔軟性の向上, 神経系の発達などの効果がある. 
腿上げ, 腕振り, 足の設置, 体軸の取り方など走るのに必要な基本的動作を反服練習することで, 理想的なフォームを身につけることができる. 瞬発力を高める効果もあり, 走るのに必要な筋力を強化し, より力強い走りを実現できる. 関節可動域を広げ, 柔軟性を高める効果もあるため, 怪我の予防につながるとともにスムーズな動作が可能になる. 
また, 神経系を発達させ, 動作の正確性や反応速度を高めることができ, スタート時の反応や中間疾走時の細かい動作の精度が向上する. 
ウォーミングアップドリルと同様に, 体温を上昇させ怪我防止の効果もあるので, ウォーミングアップドリルの後に継続的に行うことが有効である. 単なる準備運動ではなく, 競技力向上に直結する重要なトレーニングなので, 毎回継続的に取り組むことで, より高いパフォーマンスを発揮できるようになることが期待できる. 
ここでは, 日本体育大学陸上パラアスリートブロックで行っているスプリントドリルを紹介する.
環境について 平地の30m付近にコーンを置き、60mくらいまで。
30mドリルを行い、その後ランニング動作に繋げることが望ましい。
指導の種類 実践指導法
指導の内容 1,基本姿勢を作る
 正しい姿勢で行うことが重要である. 骨盤をニュートラルポジションにしてから行う. 
※ニュートラルポジションの作り方:足を肩幅に開き, 肩の力を抜いてまっすぐ立つ. そこから両腕を上に伸ばし, 両足をつま先たちする. そこから両腕をゆっくり下におろし, おろしたら踵を地面につける. 骨盤がニュートラルになっている姿勢である. 
2, 脚だけマーチ(行進)
両腕をお臍の下あたりに自然に伸ばし, 両手を合わせる. そこに膝がつくように, 行進する. 上げた膝と股関節の間の角度は90度(それ以上あげると腰が落ちてしまうため), 膝関節は踵がお尻の下, もしくはハムストリングスの中間付近に来るような角度で上げる.  足首の関節は背屈させ90度位になるようにして, リズミカルに行う. 
3, マーチ(行進)
両腕を交互に振り, 両足を交互に入れ替えて行う. 腕と足のタイミングを合わせリズミカルに行う。また, 右足と左足を入れ替える時に素早く入れ替える. 
4, 片足の連続入れ替え. 
右足の設置の瞬間に, 左腕を振り下ろし, タイミングを合わせて足を入れ替える. 
それを片足ずつ行い入れ替えるタイミングと入れ替えるスピードを意識する.  
タイミングを掴む. 逆足も同様に行う. 
5, 連続動作. 4の動作を左右連続で行う. 切り替えるタイミングを合わせ, 切り替えるスピードを早くする. そしてリズミカルに行う. 
6, TWOステップ腿上げ(Aスキップ)
  5の連続動作をTWOステップで行う. 上げる足, 支持する足をリズミカルに入れ替え動作を行う
7, Aスキップの連続動作
 連続の腿上げ. 上げた膝と股関節の間の角度は90度(それ以上あげると腰が落ちてしまうため), 膝関節は踵が足りの下, もしくはハムストリングスの中間付近に来るような角度で上げる.  足首の関節は背屈させ90度位になるようにして, リズミカルに行う.  
8, Bスキップ
 HIGH NEEしたところから, 膝の力を抜いてスピーディに下に下ろす. 膝関節の力が抜いていると, 膝のトルクで鞭運動が発生する. その動きがBスキップの膝下の動きである. 無理に振り出したりしない. 
9, Cスキップ
 TWOステップで, 前, 横, 前の3拍子で足を入れ替える. コーディネーションの要素もあるので, 考えすぎず, リズムを意識して行う. 
10, トロッティング(小刻み走)
  走行動作の基本ドリルで, 本来の走行フォームを小さく縮小したイメージで行う. 動きを縮小して, 足の動きに重点を置く. 
  正しい姿勢で, リズミカルに行う. 地面を踏みつけるようなイメージで, 膝はあまり上げない.
指導の結果 スプリントドリルの実践で100mのタイムが縮まった学生はたくさん居ます。パラアスリートブロックの監督を10年してますが、スプリントドリルは欠かせません。また、パラアスリート以外の健常のアスリートも効果があった事例は沢山あります。ぜひ、お試しください。
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