レポート詳細画面
レポートID | 30 |
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登録日 | 2025年04月08日 |
公開日 | 2025年04月08日 |
修正日 | 2025年04月08日 |
ユーザーID | h-m1979 |
氏名 | 樋口 政幸 |
メールアドレス | 非公開 |
選手年齢 | 小学生以下(12歳以下相当), 中学生(12~15歳相当), 高校生(15~18歳相当), 大学生(18~22歳相当), 20代, 30代, 40代, 50代, 60代以上 |
性別 | 男性, 女性, その他 |
選手障がい種別 | 車いす(脳原性まひ), 車いす(上肢障害あり), 車いす(下肢障害のみ) |
競技レベル(区分け) | 普段運動をしていない, レクリエーションレベル, 競技会出場レベル |
運動の目的 | 初心者がこれから車椅子レースを始めるに当たり、怪我や過度な負担なく楽しく競技を続けられること |
環境について | 初心者向け競技用車椅子選び |
指導の種類 | 初心者向けのレーサーの入手から選定、採寸のコツ |
指導の内容 | 車椅子レースに興味がありこれから競技を始める方にとってレーサーの入手、選定についての情報。 レーサーだけでもかなり高額であり、その他ホイール、タイヤ、グローブ、ウエア、ヘルメットと揃えるには多くの初期投資が必要。 最初から新車を作るよりも各地域の障害者スポーツセンター等に相談することで体験、レンタル出来ることもありますし、そこを拠点にしている選手の方を紹介してもらえる可能性もあります。 レーサーの選定ついては以下の物が望ましいです。 ①危険な破損がないこと。適切なメンテナンスを施せば走行に支障の無い物。 ②サイズに余裕があり、ベルクロ、クッション等でのポジションの調整幅が大きい物。サイズのキツいレーサーは下半身に麻痺のある障害者にとって褥瘡のリスクがあるだけでなく、乗車ポジションの自由度が少なく運動を制限されてしまいます。膝下がアルミ板になっている物などは初心者にはお勧めしません。 ③最新モデルであることやカーボンなど高価な素材を使っていることは重要ではありません。乗り物の性能は中級者以上になって初めて差がつく要素であり、先ずは身体にフィットし痛みを感じる箇所、傷が出来そうな箇所が無く気持ちよく走れることが何より重要です。 ④駆動輪はカーボンディスクタイプの物よりアルミリムのワイヤースポークタイプの方が価格が安いだけでなく、スポークが衝撃をある程度吸収してくれるため初心者にとっては上肢の故障リスクを減らすことが出来るメリットがあります。 ⑤競技用車椅子は最初からベストな物に出会えるということは無く、経験の蓄積、体型の変化、競技レベルによってその都度新調する必要が出てきます。ベストでは無く現状ベターな物を選定していくことが重要です。 中古レーサーを借りるすべがない場合は新車購入ということになりますが上記を押さえた上でメーカー担当者にご相談ください。 |
指導の結果 | 適切なレーサーで競技を始められることで傷を作ったり無理な姿勢を強いられること無く、車椅子レーサーにネガティブな印象を抱くことなく楽しく競技を継続することが出来る。 |
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