レポート詳細画面
レポートID | 17 |
---|---|
登録日 | 2025年04月06日 |
公開日 | 2025年04月07日 |
修正日 | 2025年04月07日 |
ユーザーID | rhira |
氏名 | 平松 竜司 |
メールアドレス | 非公開 |
選手年齢 | 30代, 40代 |
性別 | 男性 |
選手障がい種別 | 車いす(下肢障害のみ) |
競技レベル(区分け) | 強化指定レベル, パラリンピック出場レベル |
運動の目的 | 長距離をメインとする車いすレーサー選手の持久力向上を目的とする。 |
環境について | 河川敷などで片道2㎞程度、障害物(信号、柵など)なく継続して走れる道。 |
指導の種類 | トレーニングメニュー・実践例の紹介 |
指導の内容 | 自転車競技のトレーニングメニューを参考に実施。 参考図書「自転車競技のためのフィロソフィー」柿木克之(ベースボール・マガジン社) 代謝能力向上と筋力、筋量の増加を目的とするメニューとして、3分走を実施する。 1回の練習としては、10分走×1、3分走×3など。 強度に応じて1~5分で変更可能。 インターバル時間は特に定めず、息が落ち着いたら次のトライアル。レストはしっかりとることを推奨。心拍計などを用いて、HR110⁻120を下回るくらいが1つの目安。ただし、冬などで体温が下がりやすい場合は短め。 インターバル中は停止していてもいいが、軽めにこぎ続けることを推奨。 10分走と同様に、負荷強度を大きくする(ハンドリムへのプッシュ時のトルクを大きくする)ことを目指す場合は向かい風での実施。この場合、速度は低めとなる。 高速度帯での走行練習を目指す場合は追い風での実施。この場合、トルクは低くなる。 どちらも重要であるが、トレーニングの意図は異なることに注意。 3分間パワーを維持し続けることを目的とする。10分走よりも負荷を上げるため、スタート直後からきつい強度で3分を走る。静止からのスタートではなく、インターバルとしてゆっくり走りながらののちのスタートでもよい。 パワーメーターを取りつ受けた自転車が伴走し、そのパワー値を一定に保つようにペースをキープするのも1つの方法である。 |
指導の結果 | 10分走を基本として、3分走を組み合わせて行うことで、パフォーマンス向上が認められた。マラソンのレース時では特に後半でのペースの低下幅が実施前よりも小さくなったと考えられる。 |
画像(画像ファイル) | - |